レナード スラットキン: バッハ(NHK交響楽団)


心穏やかになれないことが続く。
ちょうど東京に出るので、初の N響を。地震の状況が続き、かなり迷いましたが、熟考の末予定通り。
この度、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

前の予定がずれ込んで、ギリになる。渋谷駅17:45。かなりやばい。
前半は、細かい曲が多いので、交響曲ほどのダメージはないとはいえ、出来れば開始に間に合いたい。
渋谷駅前、有名なスクランブル。もう身動きも出来ない。ちょっとの隙間を縫うように進む。
会場着は55分。でもこれで終わりではない。ゲートをくぐらないと、、、
私のゲートは5階。階段を駆け上がる。何とかギリ間に合った。
17:58。スーツで、汗がダーダー滝のように流れる。
まぁ、まにあってよかった。



オルガン(浜松の楽器博物館で、オルガンはパイプオルガンのこと、と初めて知った)の音が本当に素晴らしかったです。最初から入れて良かった。
三つのテイストでやったらしいが、私にはまーたく認識できませんでした。でも、「羊は安らかに草を食む」は、(歌はなかったのですが)、私のイメージとちょっとちがっていた。もっとなんというか、私の中ではピーヒャラ感(小鳥のさえずりのイメージ)なんですが、今回は、なんというか、、、本当に哺乳動物が草を食む感じがした気がした。臨場感か、、、
オルガンが素晴らしいと書いたけど、BWV565、チャララー、チャラララランラーン、バイオリンと管楽器、ビオラで音階をだしていた。あまり違和感はなかった。

これでいただいた元気を、少しでも被災された方々に還元するべく、行動を起こします。

カーテンコールがちょっと淡泊だった。3回で台本があるように拍手が止んだ。。。なんか不文律があるのか。。。?

バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 前奏曲(ヴァイオリン独奏:伊藤亮太郎)
バッハ/カンタータ「神よ、あなたに感謝をささげます」BWV29 ー シンフォニア(《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ー 前奏曲》の作曲者自身による編曲)
バッハ(ウッド編)/組曲 第6番 ー 終曲(《無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ー 前奏曲》の編曲)
バッハ(バルビローリ編)/カンタータ「狩りだけが私の喜び」BWV208 ー 「羊は安らかに草を食み」
バッハ(オーマンディ編)/カンタータ「心と口と行ないと命」BWV147 ー 「主よ、人の望みの喜びよ」
バッハ(ストコフスキー編)/トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
プロコフィエフ/交響曲 第5番 変ロ長調 作品100

6月のNHK第二(教育)、なんと、N響1832をテレビ放送。思い切り、思い出に浸りました。素晴らしい演奏会でした。
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