読響・新世界より
避けてたわけではないのですが、読響に縁がなかった。と、新世界よりをやる、というのを見つけた。
ちょうど東京にいる夜なので、これを逃す手はない。いってきました。
指揮:ユーリ・テミルカーノフ
ヴァイオリン:レティシア・モレノ(ソロ、前半のみ)
読売日本交響楽団

グリンカ:オペラ『ルスランとリュドミラ』序曲
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界から」
バイオリン協奏曲、プロコフィエフのは初ですが、バイオリンはやはりいいですね。面白かったのは、ソリストの楽譜台だけ、タブレットがのってた。つか、ソリスト、楽譜見ないし、、、でも、そろそろ全部、タブレットになっても良い気もしますけどね。。。
今回のお目当は、新世界より、、、ですが、前半も堪能できました。
後半、さぁ、いよいよ新世界より。ん・・・・?新世界「から」??から、、、だっけ、まぁいいや。
出だし、ちょっと大きめの音のビオラのリードで始まる。ちょっとテンポがはやいか、という気はするが、あの旋律に、背中がゾクゾクしました。
そしてわたしにとって最大の見せ場は、第四楽章のシンバル。よくある、第三楽章のトライアングルと奏者が兼ねていました。
すごい、、、左手のシンバルの内側を右手のシンバルでそっと撫でるような感じで、連結器の音、を再現。
終わって感動はしばらく続きました。が、カーテンコール3回目(となりのおねえさんは、3回目のカーテンコールで帰ってしまった)がおわっても鳴り止まない拍手。
で、でてきたユーリが手をあげる、おぉ。。と、そこで響いて来たのが、、、ブラームスハンガリーダンス。結構私の好きな曲で、なんとなく、今日の帰りはハンガリー聴いて帰ろう、と漠と思ってたら、いきなりアンコールでかかってぶったまげました。(前回のブラームスの時はわからんでもないけど、今日聴けるとはおもわなかった。)
(前半部) J.S.バッハ;無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 アダージョ(ヴァイオリン・アンコール)
(後半部) ブラームス: ハンガリー舞曲第1番
ということで、感動が3つ、充実したよるでした。
PS
サントリーホール前の広場、夏だとビールのレストランが開いてるんですが、冬というのもあるんでしょう、、、なくなってました、、、ざんねん。
しょうがないので、建物の中のバーでギネスをヤりながら、開場をまちました。