領収書作成ツールについて

# 本コードはCopyLeftですのでVer設定はしません。使用者の自己責任にて

0.趣旨
MS-Officeが無いため、Windows環境を持つだけで利用できるVBS(WSH)/HTMLで作成可能なものにした。

1.使用方法
領収書一枚ごとにひとつのファイルができるので、作業のために*専用のフォルダ*を作ってください。印刷時には、手作業でヘッダフッタを解除したほうが後で楽です(必須ではない)。

2.開発環境
スクリプトエンジン:Windows Script Host Version 5.8 (5.7でも動作:特殊なコールは使用していないので、全VBSバージョンで使えるはずです)
(確認は、IE8/8.0.7600.16385)
Windowsは7/XP Home(SP3)

3.使用方法

(3-1)フォルダの作成
 作業したい場所にフォルダを任意の名前で作成します。

(3-2)ファイルの用意
 作成したフォルダに、次の2つのファイルをおきます。
   receipt.vbs
   list.txt (あて先に使いたい名前を 一人/一行 にて記載 [])

(3-3)実行
 receipt.vbsをダブルクリック

(3-4)印刷
 フォルダ内作成されたreceipt.htmをダブルクリック。
 印刷前に、ヘッダフッタを調整。Windows環境であれば、通常3枚/ページとなる。
 必要に応じズームで調整。

4.仕様

(4-1)レシートはそれぞれ一枚。同姓同名があっても結果的には問題なし。

(4-2)インラインフレーム使用。理由は、一枚の領収書の途中で改ページになることを避ける。

(4-3)特殊なタグは使用していないが、すべてのブラウザでの確認はしていない。IE8、FireFoxで確認。FireFoxではIFRAMEの仕様が若干異なる模様。というより、標準フォントが違うのが原因か。

(4-4)WindowsScriptingHostが動かないと不可。当初、PerlもしくはPython(Linux/MacOS標準)を考えたが、Windowsは標準ではないので避けた。

(4-5)EOFは、最終行の中にあっても、改行後にあってもよい。が、空行があると、ドットファイルが生成される。基本的には、、、無害。(ドットファイルなので、当然UNIX系でマウントすると標準では見えない。)

5.MIME
MIMEにして、印刷用を一つのファイルにするものも作成しました。(receipt-mime.vbs
Encodingが8bitであること、そもそもMIMEパッケージを受け取らない設定もあるので、推奨はしません。

Perlも対応しました。(receipt.pl) Linux (Fedora9)ですので、Windowsから使いたい人は、改行コードに注意。とはいえ、vbsとちがい、コマンドがセミコロン切りなので、編集しなければいいですが。

注意

ファイルをダウンロードするときは、リンクを右クリックでファイルに保存にしてください。vbsの改行はCrLf、plはLfです。Macは昔はCrだったけど、今は多分UNIX(?)判りませんので自己責任にて。
Perlの空行処理はうまく動かないかも・・・


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