2012/2/12
数年前からの素朴な疑問。カービングスキー全開だが、私の尊敬する超上級者が「君はきっとすべりは変わらない」とおっしゃった。で、ふたを開けてみると「やっぱり」とのこと。スキーを変えても全然違和感がなかった。実は購入したての時に、件の超上級者師匠に、エッジの落とし方を聞いたら、「カービングなんで。。。」と、エッジは落とさなくて良いという。うーん、大丈夫かな、と思いながらも、滑ってみれば全然違和感はない。言い方を変えれば、滑りは変わらない、というより、変える必然性はなかった。
そもそもよく書籍に「ひざを倒すだけで勝手に曲がってくれる、簡単になった」と書かれているが、実感できたことが無い、いや、誤解の無きように言えば、カービング以前から、スキーなんて頭の中で「右に曲がれ」と念じたら、勝手に曲がるものですよね。カービングになって簡単になった、と言うのがわからん。
よく言えば感覚派。ですので、「教えて」と言われても、教えられない。だって、自分がどうやってるか判らないんだもん。
というわけで、スキーの原点を考えてみたい。
スキーとは、もともと雪が積もった斜面を安全に滑り降りるツールなんですよね。競技スキーを否定もしませんし、私も好きでみますが、ゲレンデスキーは「安全第一」。なんでゲレンデスキーヤーが「カービング第一」なのか・・・?>SAJ
いや、カービングも面白いですよ。でも、スキッディングを否定した今の評価体系がおかしいでしょう、と思う。個人的にびっくりするのが、SAJ一級に横滑りでジグザグに降りてくるのが入ったこと。30年前、SAJ4級取れる奴はみんな当然の様にできていたのが、1級でできねぇ奴がいるのかい、そんな奴はあぶねぇからゲレンデにこねぇでくれ。
というのは、三級もとれない私のひがみか・・・