2016サントリーホール第九


去年の茅ヶ崎第九からはじまった、プチマイブームのクラシックコンサート。

今年はサントリーホールだ。



第九のチケット物色中、みつけたのが、「第九と皇帝」。おぉ、皇帝か
で、これにした。まぁ、土日はなかなかゲットできないし。。。
座席は、美智子さまが座られたところのすぐ横。良い席なんだろうなぁ、と予想したけど実際、とても良い席でした。
なんか、背面(普段B席のところ)の席に誰もはいらない。なんでだろう、、、と疑問に思っていたのだが、第三楽章が終わり、合唱団が入場、、と、背面席にも!そうだったのか!!

ちなみに、どこでどう勘違いしたのか、新日本フィルだと思い込んでいたら、これ、「クラシックスフィル」という、この「年末の皇帝と第九」のための、合同チームによるものだそう。
茅ヶ崎のと比べるのはどちらに対しても失礼だと思いますが、どちらもそれぞれ、素晴らしいと思います。とても楽しめました。

皇帝からスタートですが、ピアノが舞台前面ど真ん中におかれてびっくりした。指揮台の手すりがない。指揮者の熊谷さん、結構なご高齢ですが、指揮台の手すりなどなくても2時間がっつりでした。すごい。
ピアノ、もう、目の前で、音と流れるような技術に、鳥肌ものでした。弾き出しのところ、あまりに美しすぎて、なんか合成されたものをながしたのかと思ってしまいました。
こんかいのお恥ずかしい気づき。第二楽章の最後って、第三楽章の出だしの勇ましいメロディーを、スローテンポでピアニッシモで、なんですね。あれ?第三楽章の出だしってこんなんだっけ?勇ましくなかったか、と思ってしまった後、第三突入で、おぉ、これこれ。ってことは、第二楽章終わりって、そう言うメロディーだったか、と初めて知りました。うちに戻って早速の復習でした。CDではよく聴かないとわかんない。。。やっぱ生だなぁ
そのあと第九。ピアノは脇によけて、指揮台には手すりがふつうにつきました。
何度聞いても第九はすばらしいです。茅ヶ崎の時にもおもったけど、出だし、CDだととっても小さな音。なんというか、強弱がありすぎて、ボリュームを随時随時変えないとならないのが難点ですが、ホールで聞くと、全然気にならない。バイオリンの爪引きが、CDだとかすかですが、現場だと振動が体に伝わるような感じがしました。第4楽章、合唱では、トライアングルと大太鼓(っていうのか?)がはいるけど、あのトライアングル、むずかしいんだろうなぁ、、、よくあの小さな音がきちんと聴かせられると、いつも驚く。今回、大太鼓、途中で、調整していた。(いつもなのか、気づいてなかっただけかもだけど。)いきなり緩め始めたように見えた。で、張り具合を手で確かめている。そんなんで大丈夫なのか、、、と心配になる。さすがプロなんだなぁ、、、



ところで、、、だいぶ前に、カミさんが「サントリーホールの周りのレストランって、チケットサービスがあるよ」とのこと。
今回、そばのカフェで早飯したんですが、そこでありました、チケットサービス。
プリン、でした。ちょっと得した気分です。


チケ特、というやつ。料金ゼロ。

コンサート終了後、けやき坂のイリュミネーション楽しんで帰りました。

平日しかチケットが取れなかったので、会社を休んで聞きにいった、そのあとけやき坂。そんときみんなは「翌日の仕事の準備で大わらわ」。私は一人で楽しんでしまった。が、そのバチがあたったのか、、カミさんはマフラーを落とす、私はSDカードを落とす、、、なんというか、とてもよかった1日の終わりが、とても残念な出来事で、、、全て台無しになった気分でした・・・とはいえ、まぁ、これでみなさん、ゆるしてくださいね。


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