Fedoraよ、さようなら

もともと、Windowsがこけた、再インストールが面倒、で、Fedoraにした。なぜ?というのは、Linuxはサーバ関連では安定してくれていたから。でも、やはり保証がない、ユーザが少ないということはトラブルのレポートも少ない、何が起こるかわからないことと隣り合わせなんですよね。サーバのときも、ルータ設定で致命的なバグがあり、調べたら、特殊なCPUだったのですが、バグ取りが十分ではなかったため。やはり、オープンソース、自分で責任とれるのでなければ手を出すべきではないのかな・・・

さて、今回、Fedora、時々フリーズしたようになる、と書きました。どうも疑わしいのはウイルスガードでした。で、結局関係ソフトをとめる事にしました。その後はフリーズ回避、やはりそうかな、と思っていました。しばらくは問題なく使えていました。で1ヶ月後、トラブルに。

いまだに何が起こったのかわからない。でも、状況から考えるとThunderbirdのメールボックス圧縮がトリガーになったっぽい。いや、ファイルシステムのクリティカルなエラーに、単なるI/Oコールだけをつかうアプリケーションが関係しているはずはないのですが。ま、他の人も同様になるかもしれないので、記録のために書いておきましょう。

まず、私は簡易データベース系の圧縮(データ削除は削除フラグだけで、物理的削除は圧縮作業が必要なもの、という意味で、古くはdBASEのpackとか、MS-AccessやMS-Outlookのpstファイルの圧縮など)作業は、年2回ほどのフルバックアップにあわせて行っていました。しかし、メールについてはspamの多さもあり、今回はThunderbirdの「自動圧縮」を試してみよう、と思いました。やめとけばよかったのですが、まずはお手並み拝見、と思いまして。

さて、運命の日。
メールをあける。インボックスに、ひとつ大事なメールが入ってる。そのまますぐに返信。で、保存フォルダに移動。spamを3通削除。ここで「メールボックスを圧縮するよ」のダイアログがいつものように出る。で、spamの下にいた別メールの返事を書き始める。書き終えて送信しようとすると、、、なんか変。エラーメッセージは覚えてませんが「書き込みができない」「使用中」みたいなのだったと思います。きちんと調べたことはないけど、リムーバブルなどではよく、ファイルシステムごとロックされることがあり、ま、いいやと再起動。

ん?再起動してもFedoraのロゴで止まる。おかしいなぁ・・・再々起動も同じところで止まる。
わからないけど、CDから起動して、とりあえずデータだけでもサルベージュするか、と起動して、HDDをあけて青ざめる。

sda0 ext3 カーネル 生き残り
sda1 ext3 システムとデータ
sda2 swap
なぜか、カーネルを残してきれいさっぱりなくなってました。Windowsのツールで確認しても、スライスの分割情報すら残ってない。なぜカーネルだけ生き残ったのか、、謎。
トラブルも楽しかった若かりし日、今もいやじゃないけど、、なにぶん時間がとれない。もう、当分はメイン作業でLinuxを使うのはやめとこう。(趣味では、、、やるかもね)

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