やってしまった 2011/5当たり前の話ですが、、、日米間は、日本からアメリカだと、同じ日につきます。でも、逆は、、、金曜に出たら土曜につきます。基本中の基本です。
解っていたつもりでしたが、、、土曜日昼に予定を入れていて、その後渡航が確定、フライトも二転三転したのですが、USが金曜までだから土曜大丈夫だね、、と思い込んでいました。さて、木曜朝、その日に出発する人を見送りまして、、、金曜発の人とゆっくりと朝食、雑談。と、その人が、
「戻るときついですねぇ、今回は1日あるからいいけど。。。」そこで話をしていなかったら最悪のシナリオが待っていました。約束の時間には機上の人。連絡のとりようもない。古い747で、電話もWiFiも非対応。先方は、私と合うために、わざわざ旅程を変更、日本経由にまでしてくれた。土曜の午後の数時間だけがavailable。これで、私が「間違っちゃった、ゴメンね(ハートマーク)」はさすがに通らないだろう。
「え?週末しっかり休めるじゃないですか??」
「?????金曜出るんだから、着くの土曜夜じゃないですか・・・?」
「???・・・・!(うぁ、やばっ!!!!!)」
とにかく、すぐ、一緒に同席予定の同僚に電話。でもつながらない。。。。。オフィスに向かいながら旅行社と連絡。航空会社の番号を教えてもらう。すぐ電話するも、うーむ、、順番待ちの保留メロディーがなり続ける。オフィスについて、固定電話で掛けなおし20分後、ようやくつながった。急遽の変更であったが、空席確保。良かったぁ・・・で、運賃計算に時間がかかっている。10分経っても結果が出ない、、少しでも時間を稼ぐため、隣の部屋にいる人に、リモの手配を頼む。15分後、ようやくすべて確定。「2時間前までにJFKこれますよね??」ここは「ハイ」以外返事のしようがない。電話を切ってソッコーでGAに、「さっき頼んだリモ、何時にこれますか?」「急だったんで、11時10分前くらいになりそうです。」頭の中でフル回転。。。うーん、道路が空いていて1時間弱、一番道路が空いてる時間、何とかなるだろう。
で、リモがくるまでの30分、予定していた2つのミーティングを10分ずつで切り上げ、ロビーでリモ待ち。リモは5分ほど早く来てくれて、すぐ出発。 途中、渋滞は無く、、、ぴったり1時間で到着。ギリギリセーフでした。一つの打ち合わせをブッチすることになりましたが、、、それは同僚が対応してくれてセーフ。(社外打ち合わせ優先で、ブッチさせていただいた社内打ち合わせは、ごめんなさい!!)久々の分刻み綱渡りでした。リモの運ちゃんが、スタートするとすぐ、1時間半くらい言うので、「えぇ、一時間半もかかるかねぇ」というと、「そりゃ、メチャ空いてりゃ50分かもしれないけど、混んでりゃ2時間超えだってあるさ。ま、平日のこの時間帯は多分空いてるから1時間半みてりゃ大丈夫だろ。何時のフライトだい?」「2時だけど」「じゃ、余裕だよ」。ま、、、2時間前につかなかったからってキャンセル扱いにされたことは無いから大丈夫だろうけど、あまりに窓口のおばちゃんが念を押すからちょっとだけ心配。。ま、ついてよかった。制限の10分前!一つ、得したこと。
ギリギリだったのもあってか、非常口前の座席になった。D社の日本人窓口の人が「英語・・・話されますよね?非常口なら通路側お取りで来ますけど」と言われ、非常時に慌てふためいたCAの英語が聞き取れる自信はないけど、いいや、と「はい」と答えお願いする。非常口前の足が伸ばせて、且つ通路側。超ラッキー。
ニコニコしながら搭乗。ところが。。。後から来たおばちゃん、3席の真ん中がアサインされていたが、私に「席、、、通路側と変わってもらえないかしら?」。げぇ、、せっかくの通路側なので、「やです!」とはっきり言う。
でも、、「私は女性で男性二人に囲まれて長距離飛ぶのや精神的にきつい」とかぐちゃぐちゃうるさいので、面倒になって変わってやることにした。参ったなぁ。。。そいつ、フィリピーノで、大学の先生のようだ。年に1度里帰りするらしいが、その都度この日本間での12時間が苦痛だ、とか、ごちゃごちゃ話しかけてくる。適当にあしらっていると、そのうちに話しかけてこなくなった。しかし、毛布を掛け直したり、機内サービスがくると私のテーブルの上にまず置いて準備を整える、とかで都度都度こっちの席に浸出してきやがるので、さすがにもう、かなり露骨に嫌がってたら、最後は何も話しかけてこなくなった。育ちがよいのか、世間知らずなのか・・・さて、、英語が話せなければならない非常口ですが、3人が揃ったところでブロンドのCAがやってきた。「ようこそ。さて、この席は非常口のお手伝いをお願いする席になっていますが、ご存知ですよね?(非常時のインストラクションを手に取り)ここに書いてあることをしっかり見てください、(インストラクションをひっくり返し)詳細はここにありますので、しっかり目を通してください。質問があったら遠慮なく聞いてください。今私が言ったことが理解できたら、YESと言ってください」と言って、まず、フィリピンおばちゃんの目を見る。おばちゃん、すぐに「Yes」。で、視線を私に移す。頷いたら、、数秒の沈黙のあと、「解ったらYesといってね」と繰り返すので、ちょいむかついたんで、わざとYesでなく「Yeah」。でパス(少なくともYesとは言ってないが)。隣の兄ちゃんも、しばらく沈黙のあと、「Yes」。CAさん、苦笑いしながら去ってった。ま、英語が話せようがどうだろうが、結局のところ非常時には乗客は使い物にならん、と思われたのかも・・・で、日本人2名のせいか、わかりませんが、その席の前が担当のCAは日本人になりました。
非常口は広いけど、ボランティア精神が要求されるからか、機内サービスも一番最後。メニューが選択出来なかったり、一番ビックリしたのが、D社は軽食を含め3回食事が出ますが、二回目の時にビールを切らしていたこと。むぅ。ビールは切らすなよ・・・
ちなみに、アメリカから日本便は、コーチでは日本酒は有料。日本発は無料でしたが。(日本酒は、福島の酒造のものでした。ガンバレ!ニッポン!!)
PS
さて、NEXで帰ります。NEXのって、・・・ん?むこうでだれか手を振ってる。みたら、USで「気をつけて帰れよ」と言って送り出したやつが同じ車両にいた!あちゃー、です。 2011/5/21