CAさんに・・・

やんごとなき事情で、シンガポールに行くことになった。完全プライベート。
一緒にいる人の諸事情によるもの。

まぁ、しゃーない。今、検疫が鬼門になる私。でも、シンガポールだし、検疫も、もし通れなくても仕事じゃなければ「残念だったね」で済むので。。。


さて、飛行機トラブルは、今回は特にはなかったですが、帰国便が結構激しく揺れたこと、CAさんにちょいやられちまったこと、くらいかなぁ。。一番げぇ、、というのは、完プラで来てたけど、仕事中の会社の子と思い切り出くわしたこと。まぁ、べつにやましいことしてるわけじゃないですけど、びっくりしたなぁ、、、
昔なら、帰路の離陸時、気流の悪いところに突っ込むから、最初からずっと揺れっぱなし、という状況だったのですが、それがトラブルと思っちゃうけど(まぁ、初めての「やばげ」経験ではあった)、それはおいときましょう。

CAさんに今回ほど、うーん、となったのははじめて。。。
まず、、、今回は一番前の席。つまり自分の前の席がないので、荷物が置けない。
ルールで、荷物は上にいれねばならない。でもまぁ、本当に小さいもので、自分の真下に押し込んでみた。ら、、、みつかって「ちゃんと上に入れてください」って怒られたぁ、、ゴメンナサイ、、私が悪い。でも、そんな厳しく言わなくても・・・日本のキャリアなら、間違いなくCAさんは「上にあげさせて」と申し訳なさげに受け取って、CAさんが上に入れてくれるけどなぁ。。。一旦席についてベルト閉めたけど、また立ち上がって隣のおっさんにごめんなさいして、荷物入れて、、、とやらされた
さらに、後述するけど、到着後、業務時間外とは言え、制服着たCAさんにしてやられてしまった。飯屋の列を抜かされタァ、、、

帰路、ミールサービス。コーヒー頼んだら持ってない。「あぁ、いそがなくていいよ」と言ったらにっこりされたけど、結局その後、、、もってきてくれなんだぁ、、、(食後のコーヒーは来たけどね)。
そういえば、飲み物って、ジュースとワインとビールがメインなのだろうか。
コーヒー頼むと、後から持ってくる。これはいつもそうだった。
ウイスキーも無い。あとからやってきた。
帰路は運転が待ってるから酒が飲めない。ミルク頼もうと思ったけど、こういう状況で混乱させちゃ悪かいら、あきらめた。。
そういえば、、往路、デカフェのコーヒーを頼んだ。こんなに混乱してると思わなかった時に。そしたら、だいぶ経ってから(忘れられたかなぁ、というころ)届いた。。。上にわずかにフリーズドライの奴が浮いてる、、、インスタントかぁ、、、まぁ、そうでしょうね。それはいい、でも、せめて溶かしてこいよ、、、とおもったが、まぁ、金を落とさないお客ですからしゃーないですかねぇ、、忙しいんでしょうし
帰路の離着陸。若い男女のCAさん。CAの席に座って(あたしらの斜め前向かい合い)、二人で楽しそうにペチャクチャ。若いっていいね、、、とはあんまり思えなかったのはジジィのひがみか・・・特に離陸。気流が悪く、飛び立ってからもしばらく、1時間くらいずっとシートベルトサインが消えない。よってドリンクサービスもできない。でも二人でずっとニコニコペチャクチャ。まぁ、「危なく無いよ」ってことがわかってよいのかもしれん。。
まぁ、あとは、帰路、トイレが目の前だったんですが、ずっとずっとずーっと、満室でした。エアバスA350ですが、B777と比べて少ないわけでは無いと思うのだが・・・とにかく常に誰かが入っている。結構揺れたので、気流悪くて着席指定が来ると、、、その後のトイレが怖かったです。が、なんとか無事に帰ってこれました。(そう言えば謎・トイレ使用中ランプ。みんな「緑」でやってくるのですが、なぜかいっぱい。本当に時々、赤になるけど、ほぼずっと緑。左右や前後の関係があるのか、色々観察してみたけど、結論は「こわれてんじゃね???」
飛行機はトイレが鬼門で、前懲りたのでオムツしてくようにしてるんですが、今回はすっかり忘れてた。。。結果論でよかったけど、やばかったなぁ、、、

とゆーことで、せっかくなんで、総じての感想。結構おもしろかったです。楽しめました。ビールが高いのと、夜買えなくなるのがちょい、、、残念でしたが、普通にセブンがあるし。(なお、セブンでビール買おうとしてレジ持ってったら、「ビールはダメよ」と棚に戻されちゃいました。時計見たら22:35。ふぁ〜、厳しいなぁ、、、まぁ法律なんでね。晩飯は日本の居酒屋でホッケと日本酒。日本にいるのと基本、変わらん過ごし方ができました。逆に言えば「何しに行ったの?」ちゅうことですが、、、
なにより、時差がないのはとっても素敵です。

今回、色々「へぇ〜」がありました。まぁ、興味がないから、また、これで本当に最後にできればなぁ、と思っているので、どうでもいいのですが、、、


出国のファーストレーンというのか、自動レーン、今は誰でも使えるようになりました。登録はしておく必要があるらしい。
へー、、、でも、ですね。誰も、だーーれも並んでなかったし(草)。まぁ、あたしてきには、そんなに出るわけじゃない、ので、空いてる時間(並んでる人のいない朝7時とか)に通るので、事前登録するのがメンドくさいもんなぁ、、、

ちなみに、帰国(入国審査)も、複数のキオスクが並んでいて、パスポート読み取り顔認証でGO。記念にスタンプ欲しい人はどうぞ、、、で、みんなハンコなしで進んでました。はや。
ふーん、、、便利になったというか、よくわからん。顔認証の制度が上がったということなんでしょうが、、、実際には、人間の目の方が、Ambiguousだよなぁ、、、私は人の顔の認識苦手だし、、、
でも明らかにスムーズになった気がする。素敵。

さて、今回は、昼便。朝でて、現地夕方着。
着いて早速飯だ。で、空港のフードコートに。
で、Dumplingくおうと並んでいたら、「Dumplingはこっちの窓口ですよ」と。
私の後ろには、某航空会社のCAさんが並んでた。が、その説明を聞いて、ちゃっかり、サッと、本当にシレッと素早くそっちの窓口にうつって、「私が最初よ」と並びやがった。げぇ、それってあり???それにしても、思い切り制服着たままで(一緒に空飛んでたんで面もわれてるけど、多分そうは思ってなかったんだろうな、それでも、よーやるよなぁ、、、とちょいびっくり。日本なら、私服ならまぁ、ありえるだろうけど、サービス業の制服着たまま、自己中やるひとって、多分いない気がする、、、)やられましたが、、、文句言うのもめんどくさいので、やられっぱなし打たれっぱなしでそのまますごすご後ろに並びました。。。(弱)
さらに、支払い。ガイドブックでは「現金はほとんど使いません、屋台に行かなければ」。うそばっかり。空港のフードコートが使えないんですよ。空港でっせ。。。。まぁ、使えないもんはしゃーない。現金で払いました。
実は帰りに、帰国便が早いので、ホテルで前夜にタクシーお願いした時にも「支払いはカードでされますか?」と聞かれた。意味がわからず?「カードだめなのあるの?」と聞いたら、あるんだって。。。げぇ、、、あぶねぇ、、、親切なコンシェルジュさんでよかった、、、ありがとう!困らないくらいに現金は持っていて、最後、残金で不要なものまで買う、ということをせず本当にほぼきっかり使い切れたんで、まぁよいでしょう。

まず、空港で簡単に食ったけど、本格的に食おう、と、ガイドブックにあるでっかいフードコートに。
で、一緒にいる人が、チャレンジ。中華。
おー、、うまそ。(ちなみにここも、カード不可現金払い。)で、パクリ、、瞬間カミさんと「げぇ〜」パクチーだぁ、、、つまり、カメムシの匂い(ウンデセナール)。パクチだろうがカメムシだろうが、ウンデセナールはごめんなさい、ニガテですぅ。。。でも他の皿は美味しい。どいつもこいつもあまーいソースとゴマがたっぷりかかってる。旅行中はとりあえず、「カロリーは忘れる」ことにしてますので。

さてー、マーライオン。世界三大なんちゃら、とかいわれてますが、なんのなんの。立派なものでした。個人的には結構いけてました。悪くないじゃん。
マリーナベイの中心で、サンドの向かい。あの湾を一周するあいだに、たくさんの見所があり、その中でもポイントの一つになりえてると思いました。



初日からちょい飛ばしすぎか?ホテルにもどりました。すごいびっくりしたのは、噂は聞いたことがあるけど実在することをしらなかった、、、ターンダウン。
部屋に入って荷ほどきしてると、外から氷の音が聞こえてくる。それが断続的に。「げぇ、製氷機が近くなんダァ、、、まぁ、夜は流石に静かだろうけど・・・」と思ったその時「ピンポーン」。

ん?え??あれ???ダレ?????
なんか、怖い。こわごわ覗き窓から覗くと、制服着た小柄な女性の方。まぁ、万一ホテルの人じゃなくても、襲われることはなかろう、と開けてみる。

「ターンダウンと氷のご準備にまいりました」


ひぇ〜、まじかぁ、、、もう、部屋の中、しっちゃかめっちゃかの小間物屋。。。「うー、結構デスゥ」とお引き取り願った。

ちなみに、次の日は、ナイトサファリだったので、もう戻ったらターンダウンしてくれていました。
デフォルトは



ターンダウン後の絵、撮り忘れたけど、ちょうど左ベッドの左側と右ベッドに右側にスリッパとシートが、そして、クマさんが避難されて枕と敷布がめくれてた。
噂には聞いてたけど、本当に存在するとは、、、正直びっくり、、でした。ただ、本当のターンダウンは、寝やすいようにマットレスに挟んだリネンは全部外すらしいけど、実際には、足元とか挟んだままでした。

さて、翌日は動物園。1日がかり。王道の、「シンガポール動物園」「リバーサファリ」「ナイトサファリ」はしご。
で、まぁ、それなりに面白かったんですが、ほぼ外国人の客層。検疫いいのか、、、とか、動物とのふれあいがあるけど、ムスリムの人とか大丈夫なのか、、とか、いらぬ心配をしてしまいました。

さあ、ナイトサファリ。なんとかポールポジションでいきたかったのですが、残念ながら、1720にいくと、すでに20人くらい並んでる。しかし、日本人はどう見ても1組。
よっしゃ。これで、最初の日本語トラム行けそうだ、、とおもって、順番が来た。。が、、、「最速で2020ですが、よろしいですか?」

最初意味がわからんかった。ハァ?「え?それが一番はやいの?」「その前の2010は、残り1席ですので、おふたりですと、、、」

まじかぁ、、、つーことは、つまり、最初の方の便は、ツアーに優先的に割り当てているのかぁ、、、がーん。
まぁ、しゃあない。英語のトラムでもよいけど、1715入場と同時にはいったけど、みんなそのままトラムに並んで、すでに100人近い列になってる。。。
一緒にいる人と「やめよ」(ちなみに、徒歩で一周して戻って来たら、凄まじい人で、、、5倍はいたかな、、、もうしっちゃかめっちゃか。金曜とは言え、平日夜でこれかぁ、、、)

なお、一周して戻って来たら2010。うーん、、、結果論ですが、2020のトラム、申込んどきゃよかった。。。まぁ、もし申込んでたら、乗り遅れないように、結局は時間までウダウダしてたでしょうから、ここは、すっぱりあきらめましょう。
でも、徒歩だけでも楽しかったです。ただ、この季節の1715ちょうど薄暮、この明るさがナイトサファリでベストだと思う。真っ暗になる前の1時間。実は1700にはいれてくれた。で、徒歩ルートは本当は15分まで待たされるはずが、ツアー客の前ではたふってたツアコンが「トラム乗るまでちょっとみせるだけだから」としつこく食い下がり、GOが出ました。で、その後ろにしれーっとついてったので、得しました。正直、、、黄昏、チョイクラで見るのが一番よかったと思います。真っ暗だとしんどいと思う。。とてもついていたと思いました。
ガイドブックには、ナイトサファリの入り口横にトラムチケット売り場があると出ているが、そんなものはない。
で、かわりに、ディズニーランドと同じような「英語版トラムのファーストパス」(整理券)が売られてた、通常トラムのね、日本語じゃなく。自動販売機で。(整理券じゃなくて10ドル)
実は朝一、窓口で「トラムのチケット売り場」聞いて、メインチケット売り場だと言われても、ガイドブックやWebでも、どれみてもナイトサファリの門が開いたらソッコー入ってゲット、としかなく、???でしたが、とにかく、シンガポール動物園メインチケット売り場で買う、というのは確かだと思う。

じつは、フライング入場のおかげか、人があんまりいなくて、ある温室で、鳥が飛びかかって来て、頭をスウェイして避けた時に、あたまにつけていたサングラスが吹っ飛んだ。。。無理すれば取れないことはなかったんですが、、、変なことして逮捕されてもつまらんので、潔くあきらめました。。。まいったなぁ、、、

それにしても日本人だらけだったなぁ、、、多分、ですが、半分は日本人だろう、それも、みんなパッケージツアー。バッジしてる。くそー、、チケットはそっちが優先かぁ、、、まぁしょうがないです。弱肉強食だし、、、(?)

で、翌日は、ガーデン。空中回廊はゲロ吐きそうになり(高所恐怖症のくせにむりしなきゃよかった)、、、早々に退散しましたが、夜。ちょっといい気分で、歩き、22時前、観覧車が空いていると知り、乗ることにしました。高いので怖いかなぁ、と思ったのですが、真っ暗で下があまり見えないこと、そして、何しろ「揺れない」。これはポイント高い。ので、高層ビルの部屋から景色を見る(これなら大丈夫)と同じシチュエーションで、楽しめました。そして、嬉しかったのは、F1のピットレーンが上からよく見えたこと。



実は、午前、近づこうとして失敗、断念して悶々としてたので、すんごくハッピーでした。



災害に見舞われた方々には心よりお見舞い申し上げます。旅行の中止も考えましたが、諸事情で、遊びに、ではなくやんごとなき事情であったこともあり、決行しましたが、旅行前から、マイルは全て寄付に回すことにしていました。
些細ですが、少しでもお役にたちますように、、、



陸マイラーたちの努力をとやかくいうつもりはありませんが、正直、航空会社もちょっと考えた方が良いのでは、、という思いも強く、、、まぁ、なんというか負け犬の遠吠え、ですかね。私は逆に、飛んで貯めたマイルを放出してみるテストです。


2018/7/22

目次 前のお話 次のお話

$since 2004/01/01$