台風でフライトキャンセル、お迎えこない

とばないぜ。2006/10

本当に久しぶりの出張。とはいえ、そろそろ何か慣れたかな。

今度は、他に飛行機慣れした3人と一緒なので心強い。
台風が近づいているけど、とりあえず大丈夫らしい。けど、、、なんか雲行きが怪しいぞ・・・

搭乗時間がずれ込む。11時の離陸予定が1時間遅れ、それでも12時、ようやく出発。タクシーが始まり、滑走路に着く。次の次やね・・・と、機内アナウンスが
「風が強く、離陸許可が降りないので、一旦戻ります。離陸許可が出次第離陸しますので、今しばらくお待ちください。

あぁ、また今回もトラブったなぁ、と、これだけでもゲンなりしましたが、それで終わらなかったのが今回。

台風はひどくなる一方。いや、これ、待っても無駄だろ、と思いながら、、、2時ごろかな、さすがにまずいと思ったか「食事の提供は飛ばないと認められていないが、今回は特例で食事をだす」とのアナウンスで、サービスが始まった。うーん、私は飛行機では動かないので飯は食わない主義。軽く一杯焼酎をいただく。6時ころ、まだ飛ばない。そろそろ無理だろ、と思い始める。で、運命の8時。「今日は飛ばせない。1万円やるからどっか泊まる所探して帰ってくれ」と着た。実は、途中から携帯使用許可が出たので、うちらは本社に連絡とって、6時くらいから、近場でホテルを探してもらっていた。それでも空港近くは既に不可。結局電車で1時間位の所まで戻るハメに。
隣に座ってたにーちゃん(日本人)は、シンガポールからJFKへの乗り継ぎで、CAに噛みついてる。「日本に住んでるやつらは、家帰りゃいいけど、俺たちはどうすんだよ。1万円でどうしろってんだよ。こんなの(と受け取った一万円をブンブン振り回し)いらねぇから、ホテル用意しろ!」と言って譲らない。CAはひたすら「申し訳ございません」を繰り返すだけ。埒があかないとみた兄ちゃんも、数分後、最後は大きくため息着いて諦めた。(なんと、結局その兄ちゃんと同じホテルであった。自力で探したのかな、すごいな。結局この日、数万人が成田で一夜明かしたらしい。)

さて、台風一過。今日は飛ぶらしい。よかった。(こういうとき、飛行機手配どうすんだろ。今日の予定の人ものせるんだろうし。)
往路は、まずはエアポケットで、飲んでた焼酎を頭からかぶってしまったり、ちょっとしたトラブルはありましたが、まぁいいか。

さて、出張は無事終わった、というか、ほとんどガキの使いのように、目的は果たせなかったんですが・・・
帰国予定は他の皆と違うので、私は一人でリモを待つ。うーん。時間が着たけど来ないなぁ。。30分待ってみた。でも来ない。昨日、オフィスの人(副社長)が「トラブったら連絡くれていいよ」と言ってくれてたので、お言葉に甘えて「リモ、来ないんですけど・・・」どうやら秘書が申し込み忘れていたらしい。副社長自ら車を飛ばして来てくれて、送ってくれました。すごい人にドライバーをさせてしまった、と恐縮しきり。。。

やはりまだ、飛行機が私を嫌ってる・・・という思いを強くしました。

2011/4/1

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