とばないぜ その２。2007/3前に比べ、離陸前にトイレに、、、というのはなくなってきた。それでも、搭乗前の水分はとらない事にしている。なので、ラウンジには行ってもしょうがないので、フラフラしています。今回はほかに２人が一緒。うち一人はしょっちゅう渡航するので、ゴールド会員というのか、ファーストクラスと同じ窓口でチェックインができる。で私たちにも一書にどうぞ、とのことでしたが、別に早くチェックインしてもしょうがないので、私はいいです、と長い列の後ろについた。もう一人は一緒に行動していた。
チェックインも終わりちょっと買い物して出国手続きを。で、離陸1時間を切り、皆と合流しよう、とラウンジにいくと、そのゴールドの人がいない。もう一人の人が「ラウンジが違うんじゃないの？」と。そうかなぁ、、と思っていると電話がかかってきた。と、その人。噂をすれば・・・私「もしもし？」
その人「あぁ、、もしもし、今どちらですか？」
私「今、ラウンジです」
その人（ちょっとがっかりした様に）「あぁ、そうですかぁ、じゃ、ｘｘさん（もう一人の人）はご存知ないですよね。」
私「？？いえ、、、いま一緒にいますけど？代わりましょうか？」
その人「・・・・・？？？！！ ありえません・・・」
私「いや、ほんと、代わりますよ」で、電話をかけた。もう一人の人が、ニヤニヤしながら出て行った。間もなく、その人と２人でやってきた。顛末はこうです。
2人とも、普通に見ると人相は全く違いますが、写真にうつると、年格好眼鏡が非常に似ている。で、一緒にチェックインしたときに、搭乗券とパスポートを間違えて渡したらしい。で、チェックインの後、分かれて、xxさんがまず出国審査。無事（？）パスしてしまったとのこと。で、その人が出国審査。審査官「お名前は？」
その人「ｏｏｏです」
審査官「ｘｘさんはご一緒ですか？」
その人「えぇ、もう先に入ってると思います」
審査官「いえ、このパスポート、その方の物ですので、多分まだじゃないですか」
その人「あれ、ほんとだ、すみません。どうせここを通るはずなので、待っています」で、待つこと１時間、、、そろそろ搭乗が始まる時間になってもｘｘさんが来ない。で、もしかして私と一緒にどこかにいるのか、と思って電話したらしい。パスポートコントロールの人も、「こういうことはあってはいけないんですけどね」と恐縮していたそう。
私が携帯持っていなかったら、その人はずっと待ちぼうけ、ｘｘさんはUSでこんど入国審査が通らないはず、大変な事になっていたでしょう。本当によかった。
で、ここまでは笑話。
本当のトラブルは帰り。
朝6時にはリモが来た。空港につくも、まだチェックインがはじまっていない。そろそろかな、とばかりカウンターの方を見ていると、何か様子がおかしい。前述のゴールドの人が「どうしたの」と聞きにいくと、「実は、このフライトはブラジルからの便の機材を使う予定なのだが、その便がストライキでキャンセルになったので、今日はキャンセルが決まりました。でも、明日は飛ぶから安心してください。
をいっ！！そんなこと、朝一で分かってることじゃねぇか。なんで今ごろ。明日会議を入れちゃってるし。その人「今日中に帰れませんかね？」
係員「今日のフライトはすべて一杯ですが、キャンセル待ちはかけておきましょう。もちろん、明日の便は確保されてますので、それでよろしければホテルの手配もいたします。」皆で議論。どうします？私は、本当は今日中に帰りたかったけど、無理なら無理で、とっととホテルをとって、一日NYを観光したいな、との気持ちもチラリとあった。でも、結局、2便残りがあるので、「エコノミーでも構わないので」キャンセルが出たら今日中に返してください。とお願いして、みんなでマクドナルドに。
正直、半分以上諦めていました。候補は2便。うち最初の方は、離陸30分前でまだダメ。一本目はダメか。あとは13時の便だけか。・・・と、離陸15分前に呼び出しがかかる。なんとなんと、３人分ぴったりキャンセルが出たらしい。すげーラッキー。「通路側は満席で真ん中の席ですが申し訳ありません」といわれたが、ビジネスの真ん中は問題無し。キャンセルと言うか、ギリギリまで現れず、時間切れ（見なしキャンセル）らしい。でも、時間がない。そりゃそうだ。席を持ってた人をギリギリまで待ってたんだから。で、3人ともチケットをもつやダッシュ。USは入国は厳しいが、出国はぬるい。身体検査も出国審査も列もなく素通りに限りなく近く、そのまま搭乗口までダッシュ。勿論わたしらが最後。駆け込んだところでゲートクローズ。チェックインから搭乗までわずか5分！ふぅ。こんなに早く乗れるんだ、と逆の意味でびっくり。もちろん、みやげを買う時間は全くありませんでした。
無事に帰れてよかった。
そうそう、この頃はいつもANAかJALですが、JAL、大抵到着前に朝食が出る。で、行きの便での話。いつも飯は食わないのですが今回は朝食はいただこうと待っているがいつまでも準備されない。窓も開けず暗いまま。到着1.5時間前になり、さすがにもう今からはないだろう、と思い、CAに聞いてみた。「朝食はご希望の方にだけお出ししています、いかが致しますか？とメニューを渡される。おぉ、さっき隣の奴がとんこつラーメン食ってたのは、そういうことか、ととんこつラーメンを頼む。隣のアメリカ人には臭いだろうな、ごめん。（飯はOnDemandと、ちゃんと配られるメニューに書いてあったし。）
2011/4/1